美脚のための靴の選び方ですが、足の親指や小指が曲がったり、アーチが崩れてきたりして痛みを感じたら、歩くと足が痛むような靴をはき続けないことです。
ヒールの高いパンプスやハイヒールをはくと、確かに脚が細く長くなり、スタイルが格段によく見えるのすが、靴は足先の部分が細く、つま先に過度に体重がかかり、靴の中で足の指がきゅうくつな状態を強いられているため、タコやウオノメ、開張足、ハンマートウなど足の変形を招くことになるのです。
ハイヒールで歩いている女性を見ると、ひざを曲げて、おなかを突き出して、腰が引けて、猫背で歩いているのが目につきますが、そうしなければバランスがとれないからなのです。
足にトラブルが発生していると、無意識のうちに痛みをかばおうとして、ますます姿勢が悪くなってしまい、骨盤が前傾して、腰に負担がかかりますから、慢性的な腰痛を訴えるようになります。猫背の姿勢を続けるうちに、肩甲骨がゆるんで肩をきちんと支えることができなくなり、肩こりに悩まされるようになります。
パンプスは、フランスの宮廷の女性たちが室内ではいていた靴に由来していますから、ドレッシーな装いのためのものであって、歩くためのものではないのです。
スリッポンの一種であるローファーは室内用ですので、ウォーキングには不適切ですし、足の保護や機能を考慮した機能性からみますと、スリッパやサンダル程度にすぎません。
デザイン性に優れた美しいパンプスやおしゃれなローファー、ハイヒールは、女性のファッションにとって欠かせないものです。折角ファッションがきまっていても、靴の選び方次第で全身のイメージが台無しになってしまうこともあり、ファッションをとるかデザインをとるか、悩むところですし、フォーマルな場ではどうしても使用を避けられないこともありますね。
【美脚のための靴の選び方】
骨の変形や痛みがすでにある人は、足に大きな負担がすでにかかっていますから、一定期間、足の健康を第一に考えた靴で過ごすようにします。足の指を無理なく動かせるデザインとサイズの靴を選び、足のアーチをサポートするような中敷きを靴に入れて、約1力月間かけて足を休息させます。
長い距離を歩いたりする時は、ウォーキングシューズを履くようにし、ハイヒールや痛みが生じる靴で長時問過ごさないように注意します。
ヒールのある靴やフォーマルな靴をはかなければならない場合は、最小限の時間にとどめるようにし、できればこまめにはき替えるようにしましょう。
通勤の時、ショッピングの時、デートの時、パーティの時など、履く靴を用途や目的に合わせて履き分けるよう心がけるようにして、TPOに応じて履く靴を選ぶようにしましょう。
営業職など、仕事柄、きちんとした靴で長時間外出しなければならない人は、ヒールの高さを2cm程度に抑え、ベルトやひもなどできちんと固定でき、調節もできるタイプの靴を選ぶようにしましょう。4cm以上のヒールの靴は、安定性が悪一くなりますから、長時間履くには不向きです。
美脚のための靴の選び方とは