太ももの醜い凸凹を解消するには

太ももの醜い凸凹を解消するには、太ももにできているセルライトを取り除く必要があります。

セルライトは、おしりや太ももの肉がたるみ、皮膚が凸凹に変化する皮膚の状態のことで、ほとんどの女性にみられる脂肪です。

セルライトは、血液やリンパ液の流れが滞り、脂肪細胞が変性することで起こります。

多くの脂肪細胞は、皮膚のすぐ下にある表層脂肪層と、奥にある深層脂肪層との皮膚に分けられますが、セルライトができるのは表層脂肪層です。

セルライトは、女性なら体形にかかわらず、ほとんどの人にみられ、男性にはできにくいという特徴があります。

セルライトは、女性だからできるともいえますし、おしりや太ももに脂肪が溜まりやすく、筋力が弱い女性の宿命のようなものです。

女性は生理によって周期的にホルモン分泌が変化しますが、生理によって、血液やリンパ液の流れが大きく変動すると、循環障害も起こしやすくなるのです。

女性の下半身はただでさえ血液やリンパ液が滞りやすく、さらに脂肪がつきやすいことが加わって、冷え、むくみを生じやすくなります。

冷えやむくみの起こりやすい部分の脂肪細胞は変性しやすいため、セルライトができやすくなるのです。

セルライトは、見た目が良くないばかりか、放置していると不眠や肌荒れなど、さまざまな体調不良を招きます。

セルライトは、自然に消えることはなく、年月を重ねるごとに確実に悪化していきますから、セルライトを予防し、できてしまったらすばやく解消することがポイントとなります。

セルライトは、太ももだけでなく、ひじより下の前腕などにもできやすく、二の腕やおなかなどにはできにくい性質があります。

セルライトは、横たわった状態では、確認できないことがありますが、「隠れセルライト」が潜んでいるおそれがありますから油断は禁物です。

隠れセルライトは、おしりや太ももの皮膚を両手で左右から寄せてみて、皮膚に凸凹が生じるかどうかでチエックできます。

皮膚が凸凹の段階では、まだ皮膚の表面にセルライトが現れていませんが、ほうっておくと、必ず立った状態でもわかるほど進行していきますので、セルライトを予防し、進行を食い止めるため
には、血行を良くして冷えを改善することがポイントとなります。

セルライトは、一旦できてしまうと、ダイエットをしてもトレーニングをしてもなかなか取り除くことができません。

早めに隠れセルライトを発見し、早期に手を打つことで、本格的なセルライトになるのことを防ぐことができます。