脚痩せで美脚を手軽にする脱毛法とは

脚痩せで美脚を手軽にする脱毛法ですが、美脚の邪魔するムダ毛は、毛乳頭の毛細血管から送られた栄養をもとに発育していますので、発育の働きを止めない限り、いくら抜.いても毛は再生してきますし、体毛には周期がありますので、毛が発生して太く長くなる成長期や、成長が止まって抜ける準備をする退行期、毛が抜け落ちる休止期の三段階の発毛サイクルをくり返していますし、毛は、太さによって産毛などの軟毛、わきや陰部などの硬毛、腕やすねなどの中間毛に分類されます。

ムダ毛の脱毛法のうち、最もポピュラーなのが、安全カミソリや専用の電気シェーバーなどで剃る方法なのですが、効果は一時的で、生えてきたらその都度シェービングをくり返すことになります。

ムダ毛処理のシェービングのカミソリは、常に清潔にし、じゅうぶん乾燥させて保管しておき、スムーズに処理するため、入浴した後に、毛が水分を吸収して柔らかくなった状態で乳液や専用のムースを塗って、毛の流れに沿って剃るようにします。

毛の流れに対して逆剃りは、お肌に負担をかけるため避けて、カミソリの刃は頻繁に替えるようにして、お肌を傷めないようにきれいに仕上げましょう。

電動の脱毛器や脱毛ワックスなどによる脱毛法は、お肌へのダメージも少なく、脱毛回数が少なくて済むのが特徴です。手軽で満足のいく仕上がりが期待できますよ。

脱毛ワックスは、お肌にワックスを塗り、毛の流れと逆に一気にはがす方法ですので、入浴後の毛穴が開いた状態のときに行いますが、ワックスを塗って乾かすタイプのほか、ワックス剤が塗られたシートタイプのものがあります。

脱毛ワックスは、痛みを伴うことがありますので、脱毛後は冷たいタオルなどで冷やして炎症をしずめておきましょう。

除毛剤による脱毛法は、薬剤でむだ毛を溶かしながら処理する方法なのですが、毛がアルカリ性に弱いという性質を利用したもので、自然な仕上がりが特徴です。アルカリ性の薬剤をお肌に塗るため、お肌への負担が大きく、お肌の弱い人は避けたほうが無難です。

除毛剤による脱毛法は、放置時間をきちんと守って薬剤をしっかりと洗い流し、じゅうぶんな保湿を心がけることがポイントです。

ムダ毛処理で毛根にダメージを与えないで、むだ毛を目立たなくする方法として、脱色剤で毛を脱色する方法があります。脱色剤は刺激が少なく、短時闇で処理できますし、かぶれにくいため、お肌の弱い人におすすめですが、むだ毛が伸びてくると根元だけが黒くなってくるのが難点で、こまめなケアが必要になってきます。

ムダ毛をレーザーで脱毛する医療機関で行われるレーザー脱毛は、レーザーの熱エネルギーで毛根を焼いて破壊するもので、半永久的な効果が期待できますし、主に皮膚科や美容外科などで受けることができます。

以前は、脱毛したい部分の毛穴に針を入れ、電流を流して毛乳頭を破壊する道気脱毛法が行われていましたが、施術にかなりの痛みを伴うことや、処理に時聞がかかりすぎたり、トラブルが起こりやすいことなどからレーザー脱毛が導人されるようになりました。

脱毛用のレーザーは、もともとは過去数十年にわたってシミやアザの治療用に使われていたものを脱毛用に改良したものですので安全性が高いのが特徴です。

アレキサンドライトレーザーが主流で、レーザー光は表皮を貫通しますから皮膚の表面にやけどなどのダメージを与えることはなく、治療時の痛みもほとんどありませんし、直径1cmの範囲の毛をわずか0.02秒で処理ができ、短時間で広範囲の毛の処理が可能ですし、濃く目立つ毛ほど消えやすく、逆にメラニン色素のほとんどない産毛ほどは残りやすくなります。

色黒の人や日焼けしている人は、レーザーが毛のメラニンでなく肌のメラニンに吸収されやすくなるため、やけどを起こしやすく、色白の人よりも効果が落ちたり、痛みを伴ったりすることがあります。

レーザー照射後は、約半数の毛が死滅しますから、目立つ毛がかなり減りますので、その後のケアが非常に楽になります。レーザー照射後、約1〜2カ月後に毛が半数程度再発しますから、2カ月ごとに5〜6回のペース、レーザー照射をくり返し行うことにより、再生毛が次第に細く弱くなっていき、伸びる速度も遅くなり毛が産毛に近づくにつれて毛穴も目立たなくなっていき、ほぼ満足のいく結果がでるようです。