脚痩せのためのむくみを気持ちよく癒すマッサージとは

脚痩せのためのむくみを気持ちよく癒すマッサージですが、足のむくみは、血液やリンパ液に含まれる水分が、毛細血管やリンパ管からしみ出し、細胞や血管の隙間に余分に貯まることで生じます。

足のむくみが夕方に起こるのは、ふくらはぎの筋力が低下することが原囚です。

足は、全身の中でも心臓から遠く、しかも、最も重力の負荷がかかる部位ですので、筋肉の働きがとても重要となります。

動脈は、自ら血管の壁を収縮させることで血液を送り出しますが、静脈やリンパ液にはそのような力はなく、筋肉の収縮によるポンプ作用で静脈やリンパ管に圧迫を加え、上に押し上げています。

運動不足などでふくらはぎの筋力が低下すると、ボンプ作用が弱くなり、その結果、停滞した血液やリンパ液から水分がにじみ出し、むくみが生じるのです。

足のむくみはできるだけその日に解消し、翌目に持ち越さないことが大切です。

足のむくみを取るには、土ふまずとふくらはぎのマッサージを行い、むくみが定着しないうちに取り除くようにしましょう。

土ふまずは、ひざの内側からのびる後脛骨筋と外側からのびる腓骨筋により、内外から持ち上げられる形でアーチを形成しています。

歩いたり走ったり、跳んだりすることにより、ふくらはぎのふたつの筋肉が伸縮して土ふまずのアーチが上下に動くのです。

足がむくんでいると、土ふまずのアーチが下がったままとなり、ふくらはぎの機能低下してしまいます。

土ふまずのマッサージは、イスなどに座り、マッサージしたいほうの足をもう片方の脚のひざの上に乗せて行います。

アーチの内側の最も高く出っ張っている部分のあたりから指側へ向かって、両手の親指でじっくりと押していきます。

これを足を替えて左右合わせて3分程度続けます。

次に、すねの骨の内側を骨に沿って、くるぶしからひざにかけて両手の親指で押していきます。

じっくりと心地よい痛みを感じる程度の強さで刺激し、足を替えて左右合わせて3分程度続けます。

太もものつけ根やひざの裏、足首にあるリンパ節の部分をマッサージすることも、むくみ解消に役立ちます。