脚痩せで脚を細くする食品と太くする食品ということですが、むくみのない引き締まった美脚のためには、食生活の配慮も必要ですし、塩分が多く、味の濃い食品、インスタント食品などの加工品は避けるようにしましょう。ケチャップやマヨネーズなどの調味料も、意外と見落としがちですから注意が必要です。
加工食品を過剰に摂取すると、血液中の塩分濃度が高くなり、身体は塩分濃度を一定に戻そうとして水分をたくさん取り込もうとしますので、水分の排泄がうまくいかなくなり、腎臓の機能が低下して下半身のむくみを招きます。
アルコールのとりすぎも足を太くする元凶となります。一定量以上の過剰なアルコールを摂取すると、尿の出を促す作用が滞り、老廃物の排出がスムーズにいかなくなって脚だけでなく、顔のむくみまで招きますので、午前0時を過ぎてからもアルコールをとり続けていると、翌朝までにアルコールを体外に排出することができなくなりますから、ますますむくみを助長することになりますので、寝る3時間前には食事も飲酒も控えるようにしましょう。
脚やせのためには、バランスのよい食事を心がけ、体内の水分代謝を高めて血液循環をよくする食品を積極的に食べるようにして、冷たいものや甘いものを過剰にとると、冷えを招きますから注意が必要です。
美脚のためにとくにおすすめなのは、ビタミンB群を含んだ納豆や豆腐、豚肉、海藻類、ナッツ類のほか、便秘を防ぐゴボウやキノコ類、イモ類などです。
ショウガやアズキは、古くから身体を温め、水分代謝をよくする食品としてよく知られています。ショウガはダイエット効果も高く、漢方薬の材料としても用いられるすぐれた食品ですので、すりおろすことで有効成分をスムーズに吸収することができます。
アズキには、体内の血液循環をよくして尿の出をよくする働きがあり、さらに豊富に含まれている食物繊維やサポニンという成分が便秘解消に役立ちます。アズキの有効成分は、アズキの煮汁でとると効率よく摂取できますので、鍋に500mlの水を入れ、アズキ50gを入れて沸騰させ、弱火にして20分間煮出し、ザルなどでこして、煮汁を一日3回、空腹時に飲むと、むくみを解消し、美脚に役立ちますよ。
脚痩せで脚を細くする食品と太くする食品とは