足の冷え疲れを解消するアロマフットバスの使用方法とは


足の冷え疲れを解消するアロマフットバスの使用方法ですが、アロマセラピーのフットバスは、冷えや疲れをはじめ、さまざまな不快症状を効果的に解消することができます。

バケツに40〜42度ぐらいの熱めのお湯を張り、エッセンシャルオイルを1〜2滴たらし、よくかきまぜてから両足をくるぶしあたりまで15〜20分ぐらい浸かり、じわじわと汗をかいてくるまで続けます。途申でお湯の温度が冷めてきたら、差し湯をしてできるだけ一定の温度を保つようにしましょう。

冷え症に悩む人には、ローズマリーやユーカリ、ラベンダー、オレンジのフットバスがおすすめです。フットバスは全身の血行がよくなって身体のすみずみまで血液が行きわたり、身体を芯から温めてくれます。ジュニパーやクラリセージ、ゼラニウムは、ホルモン調整作用をもたらすとされており、生理痛などの改善にも有効ですし、ブレンドすると相乗効果が期待できます。

冬場だけでなく、夏場の強い冷房で下半身の冷えがひどい人も、アロマのフットバスを行うことで身体を芯から温めてくれますし、冷えからくる頭痛や肩こり、腰痛なども軽快します。

ジュニパーやグレープフルーツ、サイプレス、ゼラニウム、ラベンダー、レモンには、利尿作用という尿の出をよくする働きや、発汗作用のほか、疲労物質を取り除く作用にすぐれていますし、ヘリクリサムも足のむくみに有効です。

足の蒸れで気になるにおいには、殺菌や抗菌作用のあるサイプレスやペパーミントが効果的ですし、汗による細菌の繁殖を防ぎ、いやなにおいを強力に防いでくれます。ティートリーやユーカリ、ラベンダ.1、ベルガモット、レモンなどもおすすめです。

足の疲れや筋肉痛などがある場合には、鎮静や鎮痛作用にすぐれ、血行促進作用を持つマジョラムやラベンダー、サイプレスなどのフットバスが良いですし、ローズマリーやレモングラス、カモミール、ジュニパーなども組み合わせても良いです。

アロマセラピーのポイントは、好きな香りのエッセンシャルオイルを選ぶことで、香りによる刺激は、嗅覚から脳へ伝わり、脳の視床下部を刺激しますから、薬効が豊富なオイルであっても、あまり好きでない香りの場合は、アロマセラピーの効能をじゅうぶん得られないことがありますので、同じ薬効を持つ好きな香りのエッセンシャルオイルを使用するようにしましょう。